機能性成分分析ってそもそも何？

平成27年4月1日より特定保健用食品（いわゆるトクホ）や栄養機能食品に続く、第三の機能性表示制度が始まりました。これまでは、食品の機能性について表示が許されていたのは「トクホ」と「栄養機能食品」のみでした。
しかし、機能性表示制度がはじまったおかげで、「安全性」や「機能性」について一定の条件をクリアすれば、企業や生産者の責任で「体のどの部分にいいのか」「どう機能するのか」を表示できるようになったのです。

当社では機能性表示を行いたい企業様／生産者様に向けて、最新の分析機器（液体クロマトグラフィーやイオンクロマトグラフィー）を利用し、作物や果菜、果実がもつ「各種機能性成分」の分析を行っております。

生産者が機能性成分分析を行うメリット

「機能性」が表示された作物や果菜、果実は、利用する目的が明確になるためお客様がその商品を選びやすくなるというメリットがあります。特に「機能性」についてはトクホでも認められていない、「ストレス軽減」「疲労回復」「睡眠効率の向上」などの表示が可能になる見込みもあり、売上アップに繋がることが期待されています。特に農産物であれば、健康が気になる方にはうれしい「機能性野菜」の開発などが可能になり、今後注目の商品として期待もされています。

当社では機能性の分析だけでなく、
どのようにすれば目的の機能性が
高くなる農産物の生産が可能か？までの
対策方法のご提案や農業改善指導が可能です。

他社との比較

代表的な野菜とその機能性の特徴のご紹介

主な農産物	代表的な機能性	成分
なす、かんしょ、 ごぼう等	抗酸化作用によりガン予防や老化防止に効果的なほか、日焼けによるメラニンの生成を阻害する働きがあります。また、肝臓での脂肪燃焼を促進する作用や糖の吸収を遅らせる働きもあり、生活習慣病予防の効果が期待されます。	クロロゲン酸
ほうれんそう、 アスパラガス、 ケールなど	毛細血管を丈夫にし、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を 予防する作用があります。	ルチン
いちご、レタス、 ほうれんそう	天然素材の甘味料で唾液の分泌を刺激し、中和を促進させて、唾液中のカルシウムがエナメル質と結びつく再石灰化を活発にするため、虫歯を防ぐ効果があります。	キシリトール
セルリーやパセリ等	イライラや不安感を取り除いて精神を安定させる働きがあるほか、頭痛改善や抗ガン作用、肉や魚の臭みを消して食欲を増進させる効果も認められています。	アピイン （アピノール）
赤じそ、紫キャベツ、 なす、すいか、 紫色のかんしょ等	目の機能の向上や眼精疲労の回復に効果があるほか、強い抗酸化作用により、ガン等の生活習慣病の予防に効果が期待されます。	アントシアニン

分析機器のご紹介

機能性成分分析測定機器「高速液体クロマトグラフィー」

当社では機能性成分分析を行うために最新の機器を導入し分析を行っております。この機械は、人間の健康に働く作物の「機能性成分」と言われる成分を計測します。

例えば、お茶の「カテキン」、「テアニン」、「ポリフェノール類」、「カフェイン」等各種の作物や果菜、果実がもつ「各種機能性成分」を計測することが可能です。

もちろん価格設定も生産者様想い

これだけの画期的で精度が高く分析できる機能性成分分析は他にありません。だからといって価格を高く設定することは致しません。日本の生産者様のコストパフォーマンスをいつも一番に考える企業として、 企業努力によって、リーズナブルな価格を実現しました。

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