第2回目の現地指導に行ってきました。
第1回目の現地指導の時期から、小ネギ栽培も始まり
ほとんどの圃場で、養分過剰でしたので
肥料は尿素のみというような設計で栽培を行ってきました。
しかし、小ネギ生育経過の写真を確認すると
やはり、生育にムラがでてきているようでした。
そこで、実際に現場に向かい生育のムラの原因の調査とアドバイスをさせていただきました。
現場に行き分かったことは、生育の悪いところは
かなり土壌の水分値が高いということでした。
それもそのはず、こころみ会様の圃場は
水田跡地に、ハウスを建て小ネギの栽培をしています。
そのため、土壌の下の方には硬盤が形成されており透水性があまり良くありません。
土壌の物理性が良くないのです。
そこで、対策として
「畝を高くし栽培する方法」をご提案させていただきました。
畝を高くするには、かなり溝を掘る、
または、客土をするという方法があります。
費用や労力の問題もありますので、
こころみ会様に合った方法をご検討いただくということとなりました。
土壌の化学性につきましては、
過剰だった肥料分については、施肥を行わずに栽培をおこなっているので
だんだんと改善傾向に向かっています。
このまま、土壌の状態を見ながら土壌化学生については改善していけるよう
アドバイスさせていただきたいと思います。
メンバーさんへ、お仕事を提供し続けれるように
小ネギの安定生産ができるよう、しっかりサポートさせていただきます。
農産分析科学研究所 山田