お悩み解決事例
Q:
カリやマグネシウム資材には、 硫酸、硝酸、珪酸、塩化がありますが、其々どのような性質の違いがありますか。
このようなお悩みを持つ方の特徴
・新規就農を始めた方
・今までの肥料の見直しをされている方
・今までの肥料の見直しをされている方
A:お悩みに対しての解答
研究所より
お悩み解決のためにご提供できるサービス
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課題解決のためにぜひ参考にされてみてください。
従来の土壌分析では分析できなかった「土根の生育環境」まで分析・診断ができます。 更に、作物をより良好な状態で生産し続ける土を作るには、「施肥設計」が不可欠です。土のバランスづくりをすれば適量の肥料で生育ができ、付加価値の高い作物や出荷量UP、経費削減に繋がります。 土壌分析と施肥設計の組み合わせで、より高い確率で収穫量UPと付加価値の向上ヘの対策が打てます。
これは、其々カリやマグネシウムが、硫酸や硝酸、珪酸、塩酸と結合して化合物を作っているため、化合物ごとに種類分けされているため
硫酸マグネシウムや塩化カリなどがあります。
本来、カリやマグネシウム等のプラスの電荷を持つカチオン元素は、一般には単体(カリリウム、マグネシウムだけ)では存在できません。
そのため、マイナスの電荷を持つ元素や分子と化合物を作ります。肥料はこのようにして生産されております。
硫酸や塩酸の化合物は生理的酸性肥料ですので、
「硫酸」や「塩酸」が、作物に吸収されなければ、これを使い続ければ土壌が酸性化に進展します。
「硝酸」は酸化的な土壌では作物がいち早く吸収しますので酸性化は進みません。
また、「珪酸カリ」などの肥料は稲のように珪酸やカリを好む作物には利用率の高い肥料です。
甘藷などには塩化カリを使用すれば、甘藷の体内に繊維状の筋が多く発生するので、使用してはなりません。
ただし、イグサなど繊維状の組織を必要とする作物には、塩化カリは重要な肥料となります。
このように、作物や土壌状態によって資材を使い分けると品質、収量の向上に効果が現れる可能性があります。