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お悩み解決事例
Q:

サツマイモを栽培予定です。pHが7と高いのですが、pHを下げる方法はあるでしょうか?

このようなお悩みを持つ方の特徴
栽培作物のpH適正範囲よりpHが高くなっている。
石灰飽和度が理想値を超えている。
高pHに対する対策を知りたい。

A:お悩みに対しての解答

pHを下げる方法ですが、一度土壌中に投入された養分を抜くことは難しくなっております。

 

できる対策といたしましては、以下2点などがございます。
1.石灰が含まれる資材の投入を控える。
2.生理的酸性肥料や腐植酸資材を使用する。

 

具体的にご説明いたします。

 

1.石灰が含まれる資材の投入を控える
石灰が理想値を超えている場合は、石灰が過剰ですので、苦土石灰や炭カルなど石灰が含まれる資材の投入を控えることをオススメします。

 

2. 生理的酸性肥料や腐植酸資材を使用する
カリ、苦土の飽和度が理想より低い場合、カリと苦土の投入をオススメします。
その際、硫酸カリや硫マグといった生理的酸性肥料を使用することでpHが下がる可能性がございます。

 

また、腐植酸資材を使用すると石灰などを捕まえるマイナスの手をもっていますので、CECが上がり、結果的にpHを下げることが期待できます。

 

※塩化カリも生理的酸性肥料ですが、サツマイモ(甘藷)などのイモ類に施用すると筋が増える可能性がございます。
塩化カリの使用はお控えください。

 

現在のpHやカリ、石灰、苦土は化学性の分析で確認できます。
また、ソイルマンでは土壌の状態を理想に近づける施肥設計のサポートが可能です。

※ソイルマンご利用の場合、分析項目は「化学性+物理性」でのご利用となります。

お悩み解決のためにご提供できるサービス

これらの課題を解決するために、当社では下記のサービスをご提供しています。
課題解決のためにぜひ参考にされてみてください。

土壌分析

従来の土壌分析では分析できなかった「土根の生育環境」まで分析・診断できるようになり、より高い確率で、収穫量UPと付加価値の向上ヘの対策が打てます。分析は手間がかからずお好きなタイミングで利用可能です。

ソイルマン

作物をより良好な状態で生産し続ける土を作るには、施肥設計が不可欠です。土のバランスづくりをすれば適量の肥料で生育ができ、付加価値の高い作物や出荷量UP、経費削減に繋がります。

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