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ソイルマン操作マニュアルの記事

🍃ソイルマン 操作マニュアル集

⚙️施肥設計-詳細オプション-

■詳細オプション

「詳細オプション」をクリックすると、施肥設計に関するさらに詳細な条件を設定できます。

■最小施肥量

「最小施肥量」ボタンをクリックし、入力可能状態にしてから最小施肥量を入力します。
入力形式:半角数字 正数4桁以内+小数点以下1桁以内。

■施肥許容率

「施肥許容率」ボタンをクリックし、入力可能状態にしてから、最小値および最大値を入力します。
入力形式:100以下の半角数字 正数3桁以内+小数点以下1桁以内。

■目標飽和度

「目標飽和度」ボタンをクリックし、入力可能状態にしてから値を入力します。
設定範囲:表示されている最小値以上・最大値以内。

■仮比重について

計算に使用する仮比重の値は、以下の選択肢から指定できます。
・仮比重を平準化する(仮比重の上限を1.3、下限を1.0として施肥設計します)
・仮比重を平準化しない(仮比重の測定値がそのまま反映されます)
・物理性を考慮しない(分析値に関わらず仮比重1.0として施肥設計します)

■リン酸加算量

リン酸加算量を入力します。
入力形式:半角数字 正数4桁以内+小数点以下1桁以内。

■リン吸施用量を考慮しない

ONに設定すると、施肥設計時にリン吸施用量を考慮しません(初期設定:OFF)。
※リン酸吸収係数と同時にONにはできません。
(OFFのとき)リン酸とリン酸吸収係数の数値によって投入するリン酸の量が変動します。

■リン酸過剰を考慮しない

ONに設定すると、施肥設計時にリン酸過剰を考慮しません(初期設定:OFF)。

■リン酸吸収係数を考慮しない

ONに設定すると、施肥設計時にリン酸吸収係数を考慮しません(初期設定:ON)。
※リン吸施用量と同時にONにはできません。
(OFFのとき)リン酸が過剰でない場合、リン酸吸収係数の大きさに応じてリン酸吸収施用量が加味されます。

■肥料の並び順

肥料の表示順を以下から選択できます。(初期設定:「肥料の区分順」)
・肥料の区分順
・肥料名(カナ)順

📊経年比較診断

ステップ1:経年比較診断を開く

メインメニュー上部の丸アイコンから、右から3番目の「経年比較診断」をクリックします。



ステップ2:圃場を選択する

経年比較診断では、同じ圃場の過去5回分までの分析結果を並べて比較できます。
圃場一覧から、圃場名の左側にある「経年比較」ボタンをクリックします。



ステップ3:過去の分析結果を比較する

分析結果が、横並びで最大5回分まで表示されます。
数値だけでなくグラフ表示もされるため、圃場ごとの栄養バランスや変化の傾向が一目で確認できます。



🔍比較診断について

はじめに

このページでは、ソイルマンでの比較診断機能の使い方についてご説明します。

 

ステップ1:比較診断を開く

上部メニューの丸アイコン左から3番目「比較診断」をクリックします。

比較診断では、最大5件までの分析結果を選択して比較することができます。
最初に選んだ分析結果には、旗のマークが表示され、比較の基準となります。

 

ステップ2:分析結果を選択する

  • 比較したい分析結果を選択していきます。
  • 1つ目に選んだ分析結果が基準になります。
  • 2~5まで選択できます。
    選択後、「比較の実行」をクリックします。

 

ステップ3:比較結果を確認する

比較結果では、基準となる分析結果と他の分析結果を並べて確認できます。

  • 数値としての比較表が表示され、違いが一目で確認できます。
  • 飽和度や物理性は棒グラフとして表示されます。

 

おわりに

比較診断を活用することで、時系列での変化や圃場ごとの違いを視覚的に把握できます。
施肥設計や栽培管理の参考として、ぜひご活用ください。

🌾施肥設計の方法

はじめに

このページでは、施肥設計の方法についてご説明します。

 

ステップ1:土壌診断一覧を開く

上部メニュー左から2番目の「土壌診断」をクリックします。

  • 「施肥設計」の列が「結果を見る」となっているもの:施肥設計が完了している分析
  • 「施肥設計を始める」となっているもの:まだ施肥設計を行っていない分析

施肥設計済みの分析でも、再度施肥設計を行うことが可能です。

※クリックできないものは分析が完了していない圃場です。

 

ステップ2:施肥設計を開始する

「施肥設計を始める」をクリックすると、必要な情報を登録する画面が表示されます。

  • 圃場の面積は圃場登録時の値が表示されますが、ここで編集可能です(半角数字で入力)
  • 圃場の深さは10cmで問題ありません

 

ステップ3:作物別の施肥基準(10aあたり)を入力する

作物別の施肥基準を入力します。

また、作物名に「ピーマン」などを入力し、「施肥の参考を表示する」をクリックすると、農研機構データベースに登録された基準値が表示されます。
※追肥も入力できますが、生育状況に応じた調整を推奨しています。

 

ステップ4:堆肥の入力

堆肥の成分も反映したい場合は以下を入力します。

  • C/N比が10以下(鶏糞など)のものは「マイ肥料」として登録するのがおすすめ
  • 堆肥の種類・現物/乾物の区分・各成分・水分値・施用量(kg)を入力

 

ステップ5:オプションの設定

肥料・堆肥以外の成分入力や、畝のみの面積算出、総飽和度の設定などが可能です。
詳細はソイルマン内の「ソイルマンの使い方」またはお問い合わせ窓口をご確認ください。
⚙️詳細オプションについてはこちらをご確認ください。

 

ステップ6:施肥設計モードの選択

  • おまかせ施肥設計:登録内容と残肥をもとに自動で設計(注意:作物特性を加味しない)
  • オリジナル施肥設計:推奨

 

 

ステップ7:肥料を選んで施肥設計する

分析結果や面積、入力した施肥基準などに基づき、以下の情報が表示されます:

  • 必要施肥総量
  • 残肥
  • 堆肥からの養分量
  • 最終的な施肥量(上記をもとに算出)

肥料を選択し、袋数を調整してメーターの針が緑の範囲に入るようにします。

  • 肥料名をクリック → メーター上昇
  • 上三角ボタンで袋数増加
  • もう一度肥料名をクリックで選択解除(灰色)

 

ステップ8:確認・保存する

施肥設計が完了したら、「次に進む」をクリックします。
施肥量が不足しているとメッセージが出る場合もありますが、「不足したまま次へ進む」を押すことで続行可能です。

ステップ9:補助資材の選択

補助資材を登録している場合は、ここで投入する資材を選択します。
問題なければ「次へ進む」をクリックしてください。

 

ステップ10:施肥設計結果の保存

「すべての施肥設計が完了しました」と表示されたら、「保存する」をクリックします。
確認メッセージが出たら「OK」を押してください。
これで施肥設計が保存され、土壌診断一覧へ戻ります。

🌿 施肥設計用の肥料(マイ肥料・補助資材)を確認・登録する

はじめに

このページでは、施肥設計で使用する肥料の登録方法についてご説明します。

 

ステップ1:肥料・補助資材メニューを開く

メインメニュー上部、右から2番目の葉っぱマーク「肥料・補助資材」をクリックします。

ここでは、現在登録されている肥料一覧が表示されます。

 

ステップ2:マイ肥料とデフォルト肥料を確認する

一覧の中で、緑の旗アイコンがついているものが「マイ肥料(自分で登録した肥料)」です。
アイコンのない肥料は、あらかじめ登録されている「デフォルト肥料」で、単肥が中心です。
施肥設計で使用する肥料は、ご自身が普段使っているものを追加して登録することをおすすめします。

 

 

ステップ3:施肥設計対象の選択

「施肥設計対象」の列には、オレンジの旗マークが表示されます。
これは、施肥設計画面にその肥料を表示するかどうかを選ぶ項目です。
施肥設計時に表示したくない肥料はアイコンをクリックして灰色にし、画面下の「更新」ボタンを押します。
「施肥設計対象を登録してよろしいですか?」と表示されるので「OK」をクリックします。
これで、施肥設計画面から灰色にした肥料が非表示になります。

下の図の場合、グリーンマックスとビーナスKが施肥設計時に非表示になります。

 

ステップ4:マイ肥料を追加する

画面右上の「+マイ肥料の追加」ボタンをクリックします。

 

ステップ5:肥料の情報を入力する

薄いオレンジで表示されている項目が必須項目です。
画像の登録や、有機・無機などのマークも任意で設定可能です。

※価格が不明な場合は「0円」でも大丈夫です。

すべて入力したら、「登録」ボタンをクリックします。

 

 

ステップ6:石灰量を自動計算する場合

石灰分が明記されていない肥料(例:苦土石灰など)の場合、
「アルカリ度」と「苦土」の成分を入力し、「石灰自動計算」ボタンをクリックすると、石灰量が自動計算されます。

 

ステップ7:登録内容を確認する

登録が完了すると、肥料の詳細画面が表示されます。
画面下の「肥料一覧へ戻る」をクリックすると、一覧画面へ戻ります。

 

 

肥料情報を確認、修正、削除する

登録した肥料情報を確認するには肥料一覧の確認したい肥料の詳細ボタンをクリックします。

 

詳細ボタンをクリックすると肥料詳細画面が表示されます。
この肥料を編集するをクリックします。

 

肥料の編集画面に移行します。
情報の修正や肥料の削除が可能です。
※デフォルト肥料は削除できません。
施肥設計時に表示したくない場合は「ステップ3:施肥設計対象の選択」で施肥設計対象から外してください。

 

 

補助資材を登録する場合

マイ肥料と同様に、補助資材も登録できます。
「補助資材」タブをクリックします。

 

補助資材一覧が表示されます。
こちらは主に、ほう素や微量要素など、窒素・リン酸・カリ・石灰・苦土以外の資材を登録します。
施肥設計時に自動計算はできませんが、投入量の記録用として活用することができます。
追加は「補助資材の追加」ボタンから行います。

 

薄いオレンジで表示されている項目が必須項目です。
価格がわからない場合は0円でも登録できます。
登録ボタンのクリックで登録できます。

📊分析結果の確認方法

はじめに

このページでは、ソイルマンの分析結果の確認方法についてご説明します。

▶分析結果の確認の流れを動画でご覧になりたい方はこちらからどうぞ: 分析結果の確認の操作動画を見る

 

ステップ1:メインメニューから土壌診断を開く

ソイルマン上部のメインメニューから「土壌診断」ボタンをクリックします。


 

ステップ2:土壌診断一覧から詳細を開く

土壌診断一覧画面が表示されます。分析が完了している場合は「詳細」ボタンが表示されるので、クリックします。

  • 「詳細」ボタンが表示される:分析が完了している圃場
  • 「詳細」ボタンが表示されない:問診票は登録済だが、分析結果が未反映の圃場


 

ステップ3:分析レポートを確認する

「詳細」ボタンをクリックすると、分析結果のレポートが表示されます。


最上部には「得点」エリアがあります。参考程度にご確認ください。
とくにコメント欄をご確認いただければと思います。

  • 「得点のコメント」は弊社が分析結果を確認して入力しています。
  • その他のコメントは、数値に基づいて自動で入力されています。

 

ステップ4:土壌の物理性を確認する

土・水・空気の割合を示す円グラフと図が表示されます。
表の「状態の確認」をクリックすると、グラフや図がその状態に合わせて変化します。
右側には「仮比重」と「固相率」がメーター形式で表示されます。


 

ステップ5:土壌の化学性を確認する

「現在の飽和度」と「理想の飽和度」が並んで表示されます。
CEC(陽イオン交換容量)という容器に対し、カリ・石灰・苦土がどれだけ含まれているかを示します。

  • 各成分はメーター形式で表示され、緑色のゾーンが基準値です。
  • ※窒素は残肥が少ない方が施肥しやすいため、基準値が低めに設定されています。


 

ステップ6:分析結果一覧を確認する

過去の分析結果や農研機構のデータベースをもとにした基準値が表示されます。

  • 「基準」の右側に、作物別の基準値が表示されます。
  • 圃場住所と問診票の作物名に対応するデータがある場合のみ表示されます。
  • 項目の「?」マークにカーソルを合わせると、説明を確認できます。


 

ステップ7:問診票を確認する

最後に、問診票の内容が表示されます。
問診票とは、土壌分析を依頼する際に入力いただいた圃場の特性や作付け情報のことです。
今回作付けと圃場の住所に基づいて、該当する基準値の情報があれば先ほどの一覧に表示される仕組みです。
問診票の入力は、お客様ご自身でソイルマン上から行っていただきます。
土壌の振り返りや次回の参考情報としても活用いただけます。


 

📝問診票を確認・編集する

1. メインメニューの「土壌診断」ボタンをクリックします。

 

2. 土壌診断一覧画面が表示されます。
確認・編集したい圃場の問診票の「編集」ボタンをクリックします。
※問診票の編集は土壌到着までに実施をお願いします。

 

3. 問診票の詳細画面が表示されます。
入力項目の詳細については、「問診票を登録する」をご確認ください。
編集が完了したら、「登録」ボタンをクリックして登録処理を行います。

 

4. 登録済みの問診票を削除したい場合は、「削除」ボタンをクリックして削除処理を行います。

📝問診票をコピーする

問診票のコピーの流れを動画でご覧になりたい方はこちらからどうぞ:
▶ 問診票のコピーの操作動画を見る

1. メインメニューの「土壌診断」ボタンをクリックします。

 

2. 土壌診断一覧画面が表示されます。
問診票をコピーしたい圃場の問診票欄から「編集」ボタンをクリックします。

 

3. 問診票の詳細画面が表示されます。
入力項目については「問診票を登録する」をご確認ください。
続いて、「問診票のコピー」ボタンをクリックします。

 

4. 問診票のコピー画面が表示されます。
コピー先の圃場を選択後、「登録」ボタンをクリックしてコピー処理を行います。
※土壌採土日など、コピー元と異なる項目がある場合はコピー後に編集してください。
編集方法は「問診票を確認・編集」をご覧ください。

上記の画像では圃場Dと圃場Eにコピーした問診票が作成されます。

📝問診票を登録する

📝 問診票登録の流れを動画でご覧になりたい方はこちらからどうぞ:
▶ 問診票登録の操作動画を見る

 

1. メインメニューの「土壌診断」ボタンをクリックします。

 

2. 「圃場」タブをクリックし、問診票を登録したい圃場の「新規追加」ボタンをクリックします。

 

3. 問診票画面が表示されます。
※土壌分析申込時に「続けて問診票を登録する」をオレンジ色にした場合、こちらの画面に自動的に移動します。

 

■ 分析目的

  • 分析目的を選択(選択必須):土壌分析、施肥設計、微量要素分析、土壌比較、その他
  • 「その他」を選んだ場合は60文字以内で入力

■ 土壌採取日

  • 必須項目:西暦/月/日の形式(例:2025/01/01)で入力
  • 圃場状態(晴天時、曇り時、前日雨)を選択

■ 今回作付け

  • 作物名・品種:60文字以内で入力
  • 露地・施設:どちらか選択
  • 播種・定植予定:日付形式(例:2025/01/01)
  • 収穫予定月を選択
  • 連作年数:半角2桁以内

■ 前回作付け

  • 作物名・品種、露地・施設、播種/定植月、収穫開始/終了月を入力
  • 病害虫関連:各項目の有無、不明、病名(60字)、発生状況(無、小発、中発、多発)

■ 堆肥の投入

  • 有無を選択、予定内容(60文字)と10aあたりのkg(4桁+小数1桁以内)を入力

■ 圃場の環境

  • 整備状況(下、中、上)
  • 雑草発生状況(無、小、中、多)

■ 圃場の整地

  • 整備方法:天地返し、プラウ、ソイラー、その他(内容入力)

■ 硬盤の位置

  • 地表からの深さ(10cm〜30cm、不明)

■ 土壌の硬度

  • 柔軟、普通、固い

■ 排水の環境

  • すぐ乾く、普通、乾きにくい

■ 日照の環境

  • 良好、普通、不良、午前陰、午後陰

■ 採土時環境

  • 苦土石灰・堆肥投入前後のどちらかを選択

■ 特記事項

  • 連作時の収量、病害虫の発生頻度、苗の状況(その他は入力も可・150文字以内)
  • 苗の病害虫の有無
  • 農薬散布:有無+回数(3桁以内)
  • 病害虫名(60文字)、その他コメント(300文字)

 

4. 入力完了後、「登録」ボタンをクリックして登録処理を行います。

 

 

5. 問診票の確認・編集、コピーなどについてはこちらをご覧ください。

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